恋愛と結婚はまったく別モノ

私が結婚できなかった理由、それは、恋愛(恋活)でモテるのと、結婚できるのは違う、という真実に気づいていなかったから。

私は人に会うとき、その人のオーラを見ます。オーラというと何だか曖昧に思うかもしれません。であれば、雰囲気という言葉に置き換えてもいいでしょう。その人の表情や姿勢、顔色から、健康的な大だとか、癒やし系っぽいとか、シャープで理知的とか……。

こういったことを察知するセンサーは、誰にでもあります。もちろん、男性にも。で、結婚を望む男性のセンサーが反応するのは、実は単なる美人ではありません。彼らが反応するのは、女性らしい癒やしの雰囲気をもっている女性だったのです。あくまでも結婚を望む男性の場合において、ですよ。

それをビジュアルに表すと、外見はカーリーでちょっと頼りなさげ、かわいらしい喋り方、派手過ぎず地味過ぎず、色気とかわいさのミックス加減がちょうどいい服装やヘアメイク、そして、色気のある女性です。

つまり、どんなに美人でも、見た目がキツそうだったり、男を言い負かしそうな雰囲気や貫録、威圧感を醸し出していたり、愛想が悪かったり……、本人はそういうつもりはなくても、男性がそう感じてしまったらモテないのです。結婚を望む男性には、そういった雰囲気をビジュアルで訴えることは、すごく大事なことなんだとこのときに学びました。

グラビアアイドルや20代の人気タレントの美しい女を見て、男達は「あんなタイプが自分のお嫁さんだったらいいのに」と妄想しています。だから、婚活女子が10人揃ったときには、男たちの妄想にいちばん近いタイプの女性にならなければいけなかったのです。私たちは残念ながら、彼らの妄想する女子ではなかったのです。

ちょっとここで、こんな調査結果を参考までに。

20歳~39歳までの結婚したいと思っている男性1000人を対処にした調査で「結婚したいアラサー女性芸能人」というテーマの第1位は綾瀬はるかでした。上位に来ると思われた、壇蜜は11位。色気よりも、癒やし系の優香、健康的なイメージの相武紗季など、上品さや清楚な雰囲気と美貌のコンビネーションを持ち合わせている女性が最強のようです。

もうひとつ、わかりやすい例を。

歌舞伎俳優のI・Eさんは、結婚する前に、女優のY・Rさんと付き合ってていたと報道されていました(事実かどうかは知りませんが)。とてもお似合いのカップルだと思っていましたが、最終的に彼が結婚相手に選んだのは、アナウンサーのK・Mさんでした。

Y・RさんとK・Mさん、見た目や雰囲気だけを見れば、まったくタイプの違う女性というのはみなさんもおわかりですよね。つまり、こういうことです。婚活市場で男性が求めるのは、Y・Rさんタイプではなく、K・Mさんタイプの女性なのです。

恋愛(恋活)市場でモテるのは若くて派手な美女

結婚(婚活)市場でモテるのはかわいくて贅沢じゃない女

私たちは、この違いを認識しないまま、バブル期、男性からも社会からもチヤホヤされ、「勝ち組」だと思っていた20代のころの調子に乗っていたままの自分たちで、婚活を繰り返していただけだったのです。

そう、20代のときでも既に私たちは、恋愛市場では勝っていても、婚活市場では負けていたのです。だけど、誰もそれに気がついてはいなかったのです。

もし、私たちが20代のときに結婚相談所にエントリーしていたら、人もうらやむような結婚を手に入れていたかもしれません。でも、33歳を過ぎたら、モデルやタレントという肩書や単に美人であるということだけでは、結婚にはつながらないのです。