山の神秘的な景色を見た楽しくも素晴らしい思い出

住んでいる所は山が近くにあるような田舎です。とは言え、国道が通っていますし住宅街もあります。コンビニやスーパーなどのお店もあるので、そこまで田舎というわけでもありませんでした。とは言え、少し歩いていけばすぐに山があるといった所です。

ある時、いつも決まった散歩コースを歩いていたのですが、急にふと冒険してみたい気持ちになりました。そして、普段は行かないような山の方へ歩いていったのです。すると、今まで気づかなかった一本の山道を発見しました。奥へと続いています。まだお昼の時間帯だったので、明るさは十分あります。そこで言ってみることにしました。

木々が周りに生い茂るその山道をどんどん歩いていくと、500mぐらい行ったところで急に視界が広がりました。学校の運動場のような広さのある開けた土地が目の前に広がりました。周りは木々が生い茂っていますが、なぜだかその場所だけ野原のように広がっていて、山にぽっかりと穴があいたように木が生えていません。秘密の空間のような感じがしました。片側にはゆるやかな崖があり、上手くすれば登れるようになっていました。すっかりその神秘的な空間に目を奪われてしまった私は、危険を顧みず、その崖の上に言ってみたいと思い登り始めました。

崖の上まで到達するのには15分程かかりました。すると、そこで初めてかなり高い位置まで登ってきたことに気づきました。ビルの5、6階ぐらいの高さはあったでしょうか。普通なら恐怖を感じるような高さです。しかし、それ以上に上から見下ろす周りの木々の景色の素晴らしさの方が上でした。思わずその何とも言えない美しい自然の景色に感動して、涙が出てきました。1時間程飽きずにその景色をしっかり堪能した後、帰ることにしました。

家に帰ってからもあの景色の素晴らしさが何度も思い出され、素敵な思い出となっています。あんなに素直に楽しいと思ったのは久しぶりだったので、今でもその時の気持ちは忘れません。ただ山の不思議な形の景色を見ただけのことですが、私にとっては、とても感動して、そして楽しいと思った瞬間の出来事でした。