「うす~い人間関係」が増えただけの婚活合コンパーティー

ここでちょっと、私の体験談をお話しします。

2010年ごろから、私は結婚したいと本気で思っている15人ほどの友人たちとチームを組んで、年間300試合ほど合コンパーティーをこなしました。

当時のメンバーは、メインメンバー5人、サブメンバーは10人。年齢は32~40歳。しかも、元タレント、女優や現役モデルといったかなりの美人&社交性抜群の精鋭メンバーでした。

私はバッイチで水商売(夜は銀座でバーを経営している母の店で働いています。これはいまも!)。

結婚経験済みだし、夜の仕事はずっと続けていくと決めていたので、ポントに気の合う人がいれば結婚したいけど、自由を奪われるような結婚ならしたくなかったので、何か何でもいますぐ結婚したいという強い願望は正直ありませんでした。

とはいえ、動かなければ出会いもないわけで、しかも、この年齢は、婚活市場では若いほうではありません。

それなら、婚活市場にエントリーするのではなく、一般の合コンパーティーに参加し、実力で自分に合う人をGETするしかないと思ったのです。

その年は、「今年は合コンパ~ティー・イヤー」と決めて、結果300試合をこなすことになりました。

ちなみに、年間300試合をこなすスケジュールはどんな感じかというと……。

ある土曜日の例

16時~銀座  出会い系異業種交流会(300人) A子、B子、C子、D子、私

19時~渋谷  ドクターと合コン(3対3) B子、C子、私

23時~六本木 クラブでパーティー(1000人) A子、B子、C子、F子、私

基本、私がメンバーを取り仕切っていたので、どこのコンパニオン派遣会社のマネージャーなのかというくらい、とにかく連絡や待ち合わせの確認が大変でした。正直、仕事並みかそれ以上の労力がかかりました。

パーティーの主催者たちのなかでは、私は美人を連れてきてくれる、ということが認知されていたため、「来て」という指名が多いこともあり、その分参加費を免除してもらえ、経費はあまりかからなかったのですが、時間は相当とられました。

しかも、夜は銀座の自分のお店での勤務があるため、基本、平日の夜の予定はほぼかけ持ち。先のとおり、スケジュールはかなりタイトでした。

でも、結婚相談所にも入らず結婚しようと思ったらこのくらいの努力は当たり前、そう思っていたので、外見もコミュニケーション能力も磨きまくり、巷で独身とみれば合コンを持ちかけたり、婚活友だちに紹介したりして、結果300試合。

もちろん、これほど努力ができたのは、こんなことをやっているうちに、自分もいい人と出会えるだろうと思っていたから。当時の私は本気でそう思っていました。

 が、しかし!

この活動を通して、私も含め、メンバーの誰ひとり結婚できなかったのです。

この努力の成果と言えるものがあるとすればそれは、ケータイの電話帳に名前を見ても顔が思い出せないような、うす~い知り合いが増えただけ、でした。

 

5年以内に結婚できる女性はたった2%

あなたは「結婚したい」と思っている人のどのくらいが、実際に結婚できると思っていますか?

ここで悲しいお知らせです。

驚くことに、男3%、女2%だけです。35歳以上の大が5年以内にできたかどうか、という条件つきですが。これは、2010年度の国勢調査なので、20人くらいに聞いたような荒木師匠調べ、などというテキトーな調査ではありません(笑)。

2%や3%つて、ひとクラス40人とすると、クラスでいちばんかわいい子でも結婚できないという計算になります。2~3クラスで1人レベル!

さらに、40歳を過ぎると、男は0.4%、女は0.5%で、45歳以上では、男女とも全体の0.1%。晩婚化の時代と言われて久しいですが、晩婚化というより、35歳を過ぎてからの結婚はほぼ不可能に近いということ。

2010年の「結婚と出産に関する全国調査」によれば、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、男女とも86%を超えているのに!

あなたも、いつかいつかと思っていると、本当に結婚できなくなっちやいますよ。

ちなみにこれは未婚者ですから、バツありなどの結婚経験者は含みません。私も再婚組ですが、再婚率はずっと高いそうです。

いずれにしても、結婚までの道のりはかなり厳しいことがわかりますよね。悲しいけれど、これが現実です。

 

女性は結局「結婚しないと不安」

そもそも、あなたはなぜ結婚したいのでしょうか?

仕事をし、経済的に自立していて、趣味もあり、友だちや軽い付き合いのボーイフレンド程度はいるのだから、それで十分じゃないか? 子どもをあきらめたのなら、なおさら結婚なんて必要ないのでは? アラサーも過ぎると誰もがぶっかる疑問でしょう。

とはいえ、ひとり暮らしをしている60歳の自分を想像すると、ふと不安がよぎります。私も30代のころはそんなことの堂々巡り。だから、その不安を打ち消すように仕事に打ち込み、女子会や合コンを楽しみ、「あの年で独身なんてかわいそう」って思われたくないという見栄も正直あって、おしゃれやダイエットに精を出していました。

でも、私には、30歳で最初の結婚をしたときに得た、「一緒に年をとってくれる相手がそばにいるんだ」という得も言われぬ安心感と、その安心感を得るためなら、お姑さんとの関係や夫とケンカするなんてことは、たいした問題じゃないと心から思えた経験がありました。結局この結婚は3年で終わってしまいましたが、結婚に対するネガティブな感情はまったく持ち合わせてはいませんでした。また結婚したい、今度こそ「本当のパートナー」を見つけようと、結婚への思いはむしろ強くなるいっぽうでした。なぜなら、安心感は心を穏やかにするということを知ったからです。

2011年の大震災を思い出してください。銀座の街すらも電気が消えて、まるで、都市壊滅の映画でも観ているようでした。そんななか、たったひとりで歩いて自宅まで帰った女性たち。ひとり暮らしの部屋に散乱した家財道具をひとりで片付けていた女性たち。余震が続くなか、揺れが過ぎるまでひとりじっと耐えていた女性たち。あの経験は、それまで「別に結婚なんてしなくてもいい」と言っていたキャリア女性たちの意識までをも変えました。

「やっぱり結婚しないと不安」

結婚は、メンタルなパートナーシップを結ぶことだと思います。

結婚したからといって、経済基盤が一生安定とは限りません。いつ不安定なものになるかわからないこの時代。だからこそ、「この大と一緒に老いていきたい」「この人の存在が私を癒やす」と思える入り「本当のパートナー」と出会ってほしいのです。